まずは、当該物件の売却に至りました経緯についてご説明いたします。
土地売却のご案内
今回売却を予定している土地は、母方の祖母の実家であった土地です。戦前に祖母親族の家として建てられましたが、戦時中の空襲により建物は焼失し、さらに戦後の生活費を確保するために一部を売却した結果、現在の規模となりました。その後、当方が相続してからは、約35年前にレストラン「木曽路」津店が開業した際、隣接する当方の土地を駐車場として賃借いただいたことをきっかけに、長年にわたり色々な形で駐車場として利用されてきました。 昨年、それらの賃借契約が終了いたしました。これを受け、当方として今後の土地活用について検討を行いました。
土地活用の検討結果について
検討の結果、現実的な活用方法として
① 月極駐車場
② コインパーキング(時間貸し駐車場)
の2案が有力であることが分かりました。
- 月極駐車場については、現在も一定の需要があり、管理を任せられる不動産会社も複数確認済みです。
- コインパーキングについても、運営を委託できる業者が複数あり、継続して駐車場として運用することが可能です。試算の結果、年間約5万円の固定資産税を十分に賄える収入が見込めることから、
駐車場としての継続利用は現実的であり、地域の利便性向上にも寄与できると考えております。
周辺環境と土地の特性について
近くには、三大観音のひとつである津観音があり。また、アーケード商店街もありましたが、車文化となった現在より前の生活形態となっています。
- 店舗に駐車場がない
- 駐車しづらい区画が多い
といった課題が土地利用の停滞につながっています。一方で、津センターパレス付属駐車場は利用度が高いものの、立体駐車場であるため利便性に課題があるとも聞いております。 そのため、津市としても「まんなか広場」を平面駐車場として活用し、テナント誘致につなげる方向性が検討されているようです。
本土地には以下の利点があります。 - 4車線道路と歩道を備えた広い県道に面している
- 車の出入りがしやすく、駐車場としての利便性が高い
- 近隣のコインパーキングが満車となることも多い
さらに、本土地は商業地域に位置しており、
- 建築制限が比較的少ない
- 容積率500%
- 狭小地ながら、駐車場付き小規模店舗としての利用も可能
といった柔軟な用途が見込める土地です。
また、多くの路線バスが止まる中町バスがあり、徒歩圏内に業務スーパ、ドラッグストアも開店していて、車に頼ることなく生活できる住居としても使用できます。
売却を決断した理由について
本土地は親族3名による共有名義となっており、今後、高齢化に伴って再度相続が発生した場合、権利関係や管理がさらに複雑化することが懸念されます。単独所有へ移行する案(持分移転による権利整理)も検討しましたが、
- 手続費用が無駄になる可能性
- 将来の相続で再び複雑化する可能性
があるため、現実的ではないと判断いたしました。
以上の理由から、共有権利全体を、津市の事業に関わる別の方へ移転する形で売却する方針といたしました。
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